少しは社会保険の勉強をしておきたくて、「社会保険の教科書」という本を少しずつ読んでいるんですが(頭が痛くなるので)、老齢年金がもらえるもらえない、の条件についての記述があまりに少なかったのでChat GPTに聞いてみました。
人によるのはわかるけど、もう少し典型的なパターン別くらいは説明してほしいです。
今後の働き方を考えるときに、将来、年金がどの程度どういう条件でもらえるかの視点もあっていいと思うんですよね。
なのに、原則加入させられているにもかかわらず年金について国は学校でも教えてくれないし、結局自分で勉強するしかない。
以下、Chat GPTの回答がすごく勉強になったのでまとめてみました。
老齢年金がもらえるかどうかの基本的な条件(2025年時点)
○老齢基礎年金(国民年金)
全ての人が対象(20~60歳まで原則加入)
・受給開始年齢:原則65歳(繰上げ・繰下げあり)
・受給資格期間:10年以上の保険料納付期間があること
※昔は25年必要だったが2017年から10年でOKになった
○老齢厚生年金(会社員などが対象)
・受給開始年齢:原則65歳
・受給資格:厚生年金に1ヶ月でも加入していれば対象(老齢基礎年金が受けられるのが前提)
(私の質問)以下イタリック
たとえば、今からフリーランスを目指してなれたとして、老齢になって働いていても年金はもらえる?
結論:働いていても老齢年金はもらえます
○老齢基礎年金(国民年金)だけの場合
・働いていても収入がいくらあっても普通にもらえる
・収入制限も調整もなし
○老齢厚生年金(会社員経験がある場合)
・60~64歳の間は「在職老齢年金」という仕組みで、会社からの給料と年金の額によっては年金が減額・停止されることがある
・65歳以降は、年金+給料が月47万円超でなければ減額にはならない
老後にパートとか時短で働くと年金支給はどうなるの?
○老齢厚生年金に関して
・60~64歳:働いていると「在職老齢年金」という仕組みが適用される
月収+年金月額が28万円を超えるとその超えた分に応じて年金が減額される
・65歳以上の場合:給料+年金が47万円超えない限り、満額支給される
→パートや時短勤務でこの金額を超えることは普通ないので大丈夫
働き損になったりするのかなと思ったけど、そんなわけないか。今、労働力不足って言われているのに助長してしまうもんね。
国も「高齢者にもっと働いてほしい」ってスタンス
制度もここ数年で変わっている
〜2021年: 65歳以上でも年金+給料で「28万円超えると減額」されていた
2022年〜(けっこう最近): その基準が47万円に引き上げ
今後: さらに緩和 or 完全撤廃?
ほどよく働きながら年金ももらうライフプランはこれからの高齢世代の王道パターンになりそう!
<感想>
最近では、配偶者控除の103万円の壁の撤廃もありましたよね。
そういう流れのようです。まぁ働いたかて、そこからまた社会保険料取られるでしょ、とは思うけど年金も増えるらしいので・・・。難しいっすね。
なんか疑問がすべて解消されたわけじゃないですけど、少しはわかったかなーって感じです。
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